ネクスガードスペクトラの安全性を知る
駆除・予防剤の投与は、人間であろうと動物であろうと、何らかの副作用が考えられることは避けられません。このブログで、ネクスガードスペクトラの安全性に焦点を当ててみましょう。
ネクスガードスペクトラに含まれる有効成分
安全性の評価が高いネクスガードスペクトラ
2015年に販売が始まり、多くの飼い主に選ばれて購入されています。
この一粒でノミ・ダニ駆除予防、フィラリア予防、寄生虫対策ができ、さらに投与が簡単であるということは、飼い主と愛犬にとってストレスレスな駆除剤と言えるでしょう。
愛犬が喜んで摂取する姿勢は、その人気の一因となっています。
安全性が高くても、投与後は愛犬の状態をしっかりと観察することが重要です。
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ネクスガードがもつ危険性は?
2018年9月にアメリカ食品局が発表した情報によれば、ネクスガード、ブラべクト、シンパリカ、クレデリオなどの動物用の駆除・予防剤に対する有害な副作用について警告が出されています。これらの製品に含まれるイソキサゾリン系の有効成分、アフォキソラネルは、神経性副作用が発生する可能性があると指摘されています。
ただし、この副作用が現れる確率は非常に低く、通常は一過性のものが多いとされています。そのため、獣医師の元でもこれらの製品が処方されています。もしも神経症状などの副作用が見られた場合は、迷わずかかりつけの獣医師から診断を受けるようにしましょう。
ネクスガードスペクトラ副作用症状は?
下痢や軟便の報告があります。フィラリア感染犬に駆除・予防剤を投与すると、元気がなくなり、食欲不振、嘔吐などが発生することが報告されています。
特に、コリー系統の犬種は、他の犬種に比べて安全性が低いとされています。ただし、用法・用量を守ることで問題ないとされています。
ネクスガードスペクトラは牛肉風味ですが、材料には大豆たんぱくが含まれています。大豆アレルギーのある犬に対しての投与は慎重に様子を見ることが重要です。
マダニへの効果は?
マダニに対する効果は、投与後24時間以内に99.2%の駆除率を示し、この効果は1か月間持続します。30日後の調査でも99.4%の駆除率が確認されています。
ネクスガードスペクトラの投与上注意点は?
噛まずに丸呑みされると、効果が低下することがあります。丸呑みされる犬には、砕いて与えたり、小さくして投与するよう心掛けましょう。犬が丸呑みすると、腸閉塞の危険があるため、与え方には慎重に注意が必要です。