犬のひげ
犬のひげは、トリミングの際などに切られることがありますが、これには問題がないのでしょうか。
カットされても(一般的には)大きな問題ありません
犬のひげがもつ重要性
犬のひげに関する考え方やトリミングについての提案は様々です。犬のひげは猫のひげに比べて、機能が退化していると言われており、トリミングの際に「ひげのカット」について尋ねられることがあります。これは主に見た目を重視しての提案が多いようです。飼い主さんの中には、犬のひげの役割やひげを触られることを嫌がる愛犬を見て、「ひげは切っちゃダメ」と思われることもあるでしょうが、現代の犬はひげがなくても生活することができますので、安心して大丈夫です。
ひげは生活していく上で重要な器官の一つであることに変わりはありませんが、現代飼われている犬は、例えば草むらの中をかき分けて獲物を取る必要がないし、暗闇の中を一人で歩くこともありません。夜の散歩には街灯があり、リードをもって誘導してくれる飼い主さんがいます。そのため、犬のひげの役割は退化していったと言えます。ただし、必要のない場合であっても、ひげのカットは慎重に行うべきです。